「日米同盟」という問題
―安保法制・原発・沖縄
講 師:高 橋 哲 哉 さん
<プロフィール>
1956年、福島県生まれ。哲学者。東京大学大学院総合文化研究所教授。ベストセラーとなった『靖国問題』(筑摩書房)の他、『戦後責任論』『デリダ
脱構築』(以上、講談社)、『記憶のエチカ』『歴史/修正主義』(以上、集英社新書)、『憲法のポリティカ
哲学者と政治学者の対話』(岡野八代氏との共著、白澤社)、『流砂のなかで』(辺見庸氏との共著、河出書房新社)などがある。
今、「日本」の在り方が問われています ご一緒に考えませんか?
昨年、安倍政権は憲法違反の「安保法案」を成立させました。多くの国民が「おかしい」と声を上げています。それにもかかわらず自民党は多数の力をもって憲法自体を改悪し戦前のように世界の何処へでも行って殺し合いのできる日本軍を復活させようとしています。
自民党の改憲草案は国民よりも天皇や国家を上に置く旧憲法を復活させようという内容です。そこには平和主義も基本的人権の尊重もありません。権力の座についたものが、国民の生殺与奪の力を持つ独裁国家に後戻りする危機が迫っています。米国ではトランプ氏が大統領になり、他の国においても自国の権益を主張する保守的な指導者が選ばれる傾向が露わになってきています。
そんな今だからこそ私達は平和憲法を捨て去るのではなく、平和と平等を希求する日本国憲法の理念を実現するために、今、行動していくべきではないでしょうか。
敗戦の占領から続く米軍駐留は日米安保条約により継続され、憲法の平和主義理念とは異なる実態を生みだし、そのひずみは沖縄に最もしわ寄せされている現状があります。世論調査によれば日米安保は必要とする答えが多数とされています。安保を廃棄する機会はありましたが、その選択はしてきませんでした。私たちは、今、平和や平等の問題についてどのように考えたらよいのか、どのようにしていったらよいのか、多くの著書を著し提言をされてきた高橋哲哉さんから学びたいと思います。多くの方のご来場をお待ちしています。
とき:2017年2月11日(土・祝)午後2時~4時
ところ:日本キリスト教団 新潟教会
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℡
025-222-3420
参加費:500円(高校生以下無料)
主催:2.11思想信教の自由を守る新潟集会実行委員会
連絡先:日本基督教団 新潟地区社会部(高橋 ℡・Fax 025-223-3863)
新潟キリスト者平和の会(小西 ℡・Fax 025-259-1639)
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