2016年12月31日土曜日

山城博治さんらの釈放を


リンク先のメッセージより引用
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「ふるさとの自然を守りたい」「当たり前のくらしを守りたい」「米軍施設はいらない」--ただそれだけの思いで、高江の住民や沖縄の人たちは必死の座り込みを続けています。座り込みは、「非暴力で」「自主的に」「愛とユーモアを」のガイドラインが徹底され、強制排除にあっても、住民側にケガ人は続出しましたが、機動隊側を誰一人傷つけることはありませんでした。
それなのに、いま、山城博治さんら、反対運動のリーダーたちが、こじつけとしか思えない理由で、不当逮捕され、次々に別の理由に切り替わり、長期に拘留されています。最新の理由は、10ヶ月前の、1月28日から30日にかけて、辺野古・キャンプシュワブのゲート前にブロックを積み、工事車両の通行を妨げたというものです。なぜ、10ヶ月も前に行われた抗議行動について、いま、逮捕勾留なのでしょうか。警察は、その場にいて、見ていたにもかかわらず、何の行動も起こしていませんでした。
これは運動を委縮させ、運動のイメージを傷つけるための不当逮捕としか言いようがありません。
山城博治さんらの釈放を求めるため、年明けに以下の要請文を提出します。ぜひ賛同して要請者になってください!
要請者:鎌田慧、澤地久枝、佐高信、落合恵子、小山内 美江子

署名のリンク↓
Change.orgのキャンペーン 「山城博治さんらの釈放を!」

2016年12月26日月曜日

2017年2月11日  思想信教の自由を守る新潟集会

「2.11思想信教の自由を守る新潟集会実行委員会(日本キリスト教団新潟地区社会部)」の主催により、以下のイベントが開かれますので、当ブログでもお知らせいたします。

「日米同盟」という問題

―安保法制・原発・沖縄

   講 師:(たか) (はし) (てつ) () さん

 <プロフィール>

1956年、福島県生まれ。哲学者。東京大学大学院総合文化研究所教授。ベストセラーとなった『靖国問題』(筑摩書房)の他、『戦後責任論』『デリダ 脱構築』(以上、講談社)、『記憶のエチカ』『歴史/修正主義』(以上、集英社新書)、『憲法のポリティカ 哲学者と政治学者の対話』(岡野八代氏との共著、白澤社)、『流砂のなかで』(辺見庸氏との共著、河出書房新社)などがある。

 

    今、「日本」の在り方が問われています ご一緒に考えませんか?

昨年、安倍政権は憲法違反の「安保法案」を成立させました。多くの国民が「おかしい」と声を上げています。それにもかかわらず自民党は多数の力をもって憲法自体を改悪し戦前のように世界の何処へでも行って殺し合いのできる日本軍を復活させようとしています。

自民党の改憲草案は国民よりも天皇や国家を上に置く旧憲法を復活させようという内容です。そこには平和主義も基本的人権の尊重もありません。権力の座についたものが、国民の生殺与奪の力を持つ独裁国家に後戻りする危機が迫っています。米国ではトランプ氏が大統領になり、他の国においても自国の権益を主張する保守的な指導者が選ばれる傾向が露わになってきています。

そんな今だからこそ私達は平和憲法を捨て去るのではなく、平和と平等を希求する日本国憲法の理念を実現するために、今、行動していくべきではないでしょうか。

敗戦の占領から続く米軍駐留は日米安保条約により継続され、憲法の平和主義理念とは異なる実態を生みだし、そのひずみは沖縄に最もしわ寄せされている現状があります。世論調査によれば日米安保は必要とする答えが多数とされています。安保を廃棄する機会はありましたが、その選択はしてきませんでした。私たちは、今、平和や平等の問題についてどのように考えたらよいのか、どのようにしていったらよいのか、多くの著書を著し提言をされてきた高橋哲哉さんから学びたいと思います。多くの方のご来場をお待ちしています。



とき:2017年2月11日(土・祝)午後2時~4時

ところ:日本キリスト教団 新潟教会

クリックすると地図が表示されます↓
025-222-3420

参加費:500円(高校生以下無料)

主催:2.11思想信教の自由を守る新潟集会実行委員会

  連絡先:日本基督教団 新潟地区社会部(高橋 ℡・Fax 025-223-3863

           新潟キリスト者平和の会(小西 ℡・Fax 025-259-1639

2016年12月22日木曜日

1月のイベント

次回のイベントは、1月22日(日)に新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」講義室Bで、13時(または13時半)から16時(または16時半)まで、沖縄の基地問題に関してグループ討論を行うことを企画中です。詳しくは決まり次第お知らせします。
「ときめいと」についてはこちら↓
http://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/index.html

キャンドル・プロテストを実施しました

墜落から1週間も経たないうちにオスプレイの飛行が再開したこと、ならびに辺野古での新基地建設をめぐる20日の最高裁判決へ抗議するため、12月21日の夜、新潟駅南口でキャンドル・プロテストを行いました。約120本のロウソクを囲みながら、1時間途切れることなく、30名ほどの参加者から熱い怒りのこもったリレートークが続きました。基地引き取り案に対するスタンスは参加者の間で様々ですが、オスプレイと辺野古の問題に関して居ても立っても居られなかった点は、共通していたと思います。




2016年12月17日土曜日

辺野古不当判決 オスプレイ墜落 キャンドル・プロテスト in 新潟

新潟でも沖縄の動きに呼応するキャンドル・プロテストを行います。
キャンドルで、静かに強く抗議の意思を示しませんか?
■日時:12月21日(水)午後6時30分~
■場所:新潟駅南口広場
■メッセージ:親子、友達同士、誰でも参加できます。キャンドルは会場にあります。たくさん着て、あったかい服装で。
■楽器や音楽のできる方、大歓迎です。

連絡先:fkmt2003@yahoo.co.jp
呼びかけ:沖縄に応答する会@新潟



2016年12月15日木曜日

設立趣意書


「沖縄に応答する会@新潟」設立趣意書



日本の国土面積の0.6%にすぎない沖縄、人口比でも全体の1%にすぎない沖縄に、在日米軍基地の74%が押しつけられています。異常な事態です。この米軍基地の存在が、そして、この圧倒的な不平等が、日々、沖縄の人々の命と尊厳を激しく傷つけています。本土に生活する私たちは、これまで、これについてどのような態度をとってきたでしょうか。他人事として、ずっと知らんふりをしてきたのではないでしょうか。今も、日本政府は、沖縄の叫びを無視し、辺野古や高江においてさらなる基地建設を強行しています。

いったいこの問題の加害者は誰なのでしょうか。いったい誰が沖縄に基地を押しつけているのでしょうか。私たちは、この問題の本当の責任者は、私たち自身、つまり、本土に暮らす普通の市民であると考えます。世論調査によると、8割を超える人々が日米安保条約を支持しています。私たちの大部分が日本には米軍基地が必要だと答えているのです。にもかかわらず、私たちは、基地を自ら引き受けようとはせず、沖縄に押しつけて、他人事のようにふるまってきました。私たちは、まず、自分自身の正体を見定めるべきであると思います。

私たちはしばしば「沖縄の基地問題」と他人事のように言います。そして、しばしば、その解決のために沖縄と連帯しよう、あるいは沖縄を支援しようと呼びかけたりもします。しかし、ここには欺瞞があるのではないでしょうか。なぜなら、この問題の本当の当事者は、私たち自身だからです。沖縄の苦しみの原因は、米軍基地を欲しつつ拒絶する本土の人間の態度にあり、私たちこそが「問題」なのです。私たちは沖縄の人々に不当に米軍基地を押しつけています。これは差別です。

だとすれば、この問題を解決するために必要なのは、私たちが差別をやめることではないでしょうか。私たちは、直ちに基地を押しつけるのをやめなくてはいけません。日米安保条約(在日米軍基地)をなくせないのであれば、当然のことながら、本土に基地を引き取らなくてはいけません。それが道理というものです。一人ひとりが考え、苦しくても、それぞれ覚悟を決めなくてはいけません。米軍基地の場所がどうしても沖縄でなければならない理由は存在しません。

私たちは、沖縄への暴力に対して知らんふりをするのをやめ、差別はやめてほしいという沖縄の声に応答するために、20162月に「沖縄に応答する会@新潟」を設立しました。私たちは、この問題を解決し、沖縄の人々と人間どうしの関係をつくっていくために、今後下記の活動を行っていきます。



・在沖米軍基地の本土引き取りを呼びかける活動・行動

・安全保障の理解を深めるための民主的な議論の場の構築

・米軍基地に関する研究

・沖縄の現状を学ぶための勉強会や集会、スタディツアーの開催

・憲法9条と前文の理念にもとづく安全保障の研究

・その他、この会の設立趣旨にかなう活動



「沖縄の基地問題」の原因が私たちにある以上、私たちが変わらなければ、状況は変わりません。私たちが変わっていきたいと思います。そして、新潟から変えていきましょう。私たちは、新潟の人々の良心と情熱を信頼しています。



20161031

沖縄に応答する会@新潟メンバー一同